「月の満ち欠け」がよくわかりません。(H・M)
実際に観測してみるのが一番ですが、なかなかそれも難しいですね。
「今日の月はきれいだな~」くらいの意識が普通ですから、ぜひ基本を学んでください。
月(moon)は、人類が唯一着陸した地球外天体ですからね。
アポロ11号のアームストロング船長が言った言葉は有名です。
「これは、一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩である」
勉学はおもしろいことばかりではありません。わかることばかりではありません。
おもしろくなくても、わからなくても、一歩踏み込むこと。その積み重ねが大切です。
ダメだと思ったら、いったん休む。また戻って、取り組んでみる。
少しずつ攻略していきましょう。
さて、月の満ち欠けは作図です。
ぬって、切る。このリズムで練習していきましょう。
まず、太陽の光がどうあたるかを、(赤で)ぬってしまいます。
そして地球から見たときどうみえるかを、(黒で)切ってみる。
月には、〈新月・上弦・満月・下弦〉のパターンがありますから、
どのパターンにあてはまるか、チェックしていきます。
ちなみに、新月~満月は、右側からどんどん太くなっていきます。月が「満ちる」といいます。
満月~新月は、右側からどんどん細くなっていきます。月が「欠ける」といいます。
テキストや学校のワークなど、太陽の位置が変わるだけで、作図のコツが分かれば、
月の満ち欠け問題は攻略できます。類似問題に触れて、慣れていきましょう。