教科書を読めるようにする教育を

この言葉は、新井紀子先生の著書
『AI vs 教科書が読めない子どもたち』（東洋経済新報社）
の一節です。

私自身、イクシーズを立ち上げるにあたって、
「読み解く力」というものをいかにつけさせるかを
考えていました。

イクシーズには国語という科目がなく、
無学年方式の読解力トレーニングがあります。
教科書準拠の国語テキストでは「読み解く力」が養成できないと
判断した結果です。

肌感覚でしたが、科目横断的な（広義の）読解力があれば、
学力向上が達成でき、自ら人生を切り開く力にもつながるのではと。
そういう思いがありました。今もそれは変わりません。
イクシーズではそれを「読み解く力」と定義し、

その力を強化できる環境を創ることはイクシーズの使命です。

新井先生の著書を買ってから読むまで時間がたちましたが(笑)
今日読んでみて新たな知見、着想も得られました。

時間軸を広げて考えれば、
AIに代替されない人材力、「意味を理解する能力」を持つこと。
時代の変化に対応できるためにも必要だと思いました。
ぜひ一読されたい、おすすめ本です。

イクシーズでは、教室で得られた課題を日々研究し、
それをまた教室にフィードバックしています。
教室自体がバージョンアップしていくような循環があります。

読解力トレーニングというコンテンツも大きな節目迎えました。

ようやく、５年間継続した生徒の基礎データが得られました！

（よくぞがんばってくれたね、ありがとう！）

これから検証に入ります。

人手も手に入るデータも小さいので時間はかかりますが、
地道にやっていきます。
千里の道も一歩から。