小中学生のスマホ・携帯電話の制限がニュースになっていました。
各自治体、賛否はあるものの、全国的に関心は高いようです。
結局、《自己コントロール力》の次元であって、
公が制限をかけるものではないように思います。
たしかに、小中学生は《自己コントロール力》がまだまだ
低いので、保護者の一定程度の関与が必要であることはわかる。
ルールをつくる。守る。その中で学ぶ。
自己コントロールをつけていく。
道具として存在する以上、学ばせるべきかと。
当教室でも端末を持っている子はいますが、
指示されずとも、入口で電源をオフにしてから入ってきます。
帰りの連絡も他者を配慮し、出入り口の外で電話しています。
自己コントロールしています。
しかし、(小中学生といえども、「学生」です)本業の勉学に
影響を及ぼす場合については不要といえます。
つまり、それを持つことで本業がおろそかになるのであれば、
「今は不要」といえます。因果関係が明確だからです。
本業に影響していないのであれば、それは本人の努力です。
自己コントロール力です。
意識をしないと学力は保てない時代です。
さらに、言えば
時間を《浪費》《消費》《投資》に分けた場合、
勉学は《投資》にあたりますが、
その時間は明らかに縮小していると推測できます。
1日24時間は誰にも与えられる平等な資産です。
何にあてるかは自由です。
時間の使い方の差がもろもろの差になっていくのです。
事実、時間は唯一換金できる資産であり、
同じ一時間でも異なる価値を構成します。
《投資》はコントロール力が必須です。
勉学を自分のこととしてコントロールできるチカラは大きな財産になります。
今、しっかり学んで(投資して)、先々リターンを得てもらいたいです。
生徒一人ひとりの人生が豊かなものになってもらいたい。そう思います。