歴代最高や過去最高というキーワードは
よくニュースになったりしますよね。
つい最近であれば、
「日経平均、33年ぶり高値更新」など目にしました。
ちょうど一年くらい前にイクシーズにエントリーした
ある教室生がいますが、一昨日親御さんとの面談がありました。
中1の2学期中間、期末、3学期末と、
数学の定期テストは、地味に数点ずつ上げ続けていました。
外からみれば、かけた時間と労力から見たらあまりにも地味すぎる。
世の中ではニュースにもならない、注目もされない。
結果が出ない時期には、多くの人がふるいにかけられます。
目立つ結果が出ないことから努力や練習行動をそこでやめてしまいます。
そういう中で、地味に数点ずつ上げていけることの意味が分かっていないと、
すべてが無駄になります。まさに短気は損気。
勉強の型やコーチング指導を通して、
その期間も練習の質と量を落とさず、そして腐らず前進できた。
だからこそ、一度も点数が下振れることなく、
地味な数点上げが続いたことになるのです。
こういう動きの後は、だいたい突如大きく上値ブレイクするものです。
練習の質と量が安定感、底堅い行動があるからに他なりません。
イクシーズの学習指導は、コーチングスタイルですので、
日々の数値が何を意味するのかを学習者にフィードバックしています。
だからこの教室生は途中であきらめたり、努力をやめることはなかった。
数字(データ)に基づい考え、日々地味に行動の改善を継続をしているのです。
そうなるとあとは時間の問題なのです。
そしてその日が来たのです。
「自分史上初の最高得点!」
一番嬉しいのは学習者本人でしょう。
イクシーズにおいては、自己ベスト更新という情報は大ニュースです。
そこにその人の勝ちパターンがあるはずだからです。
これまでの定期テストのスコアを折れ線グラフにすると美しい形状です。
右上がりの成長持続、素晴らしい。良い努力を積まれている証拠です。
素直に喜んでいい場面で、「まだ上値余地があるな」と考えてしまうのは
指導者目線の良くないところですね(笑)
それよりも、なによりも
このような経験値が大きな「自信」となり、次への原動力になるのです。
自分の行動を変えれば、結果も変わる、
自分を信じるチカラがさらに高まったように見えます。
イクシーズのエントリーから一年。ゆっくりではあるが、
自分の足で立つことができてきた。
自律と自立の芽が出てきたのを実感する今日この頃。